睡眠の悩みに合わせて枕を選びましょう

Featured Post Image - 睡眠の悩みに合わせて枕を選びましょう

枕は、睡眠時に様々な影響を与えます。
どれでも一緒だと思っている人も多いでしょうが、実はちょっとした心掛けを持つことで睡眠の質や起床時の影響を大幅に改善できるのです。
そのためにはまず自分が何に悩んでいるのかを見極めて、それに適した枕を選ぶようにしてください。

寝返りがしやすいタイプの枕

例えば身体の不調やだるさを感じている人には、寝返りがしやすいタイプがおすすめです。
ポイントとなるのが反発力で、反発力が高いものだと体勢を変えやすく身体への負担や不快感を抑えられます。
人間は睡眠中に無意識に寝返りを打ちますが、これは一部分に集中的に負担が掛かったり血行不良になることへの防衛策です。
そのため起床時に身体のだるさが残っているようなら、寝返りを上手に打てていない可能性を含めて考えてみてください。

低反発の枕

次に床やマットレスが硬く全身に痛みを抱えがちな人には、逆に低反発の枕がおすすめです。
低反発だと、体重を掛けることで頭や身体のラインにフィットするように変形し、全身の負担を軽減してくれます。
頭だけではなく背中までケアできるデザインも存在しますから、一度探してみてください。

姿勢を正してくれる枕

首や肩に不調を抱えている人には、姿勢を正してくれる枕がおすすめです。
これは寝姿勢とも呼ぶのですが、高さがちょうど良く寝そべったときにリラックス感を感じられるタイプがこれに該当します。
本来は枕 高さも硬さも個人の好みがあり、単純な安眠度合いなら好みに合わせた方がストレスが少なくよく眠れるかもしれません。
とはいえよく眠れたところで首や肩に無理をさせているのはいけませんから、姿勢を重視したタイプを選らんだ上で熟睡できるのが最高の形でしょう。

頸椎部分に盛り上がりのあるタイプ

他にも、いびきで悩んでいる人には頸椎部分に盛り上がりのあるタイプがおすすめです。
やや首が持ち上げられるような格好になるタイプが理想的で、呼吸をしっかりとできるようになるため苦しさも半減します。
いびきは音だけの問題と思っている人もいるでしょうが、実際には呼吸が妨げられている状態なのでしっかりと酸素を補給できません。
その状態で起床しても脳が若干の酸欠になってしまい、頭の回転が遅くなる弊害があるのです。
もし家族などからいびきを指摘されたときには、早めに見直すことを考えてみてください。

まとめ

最後に、枕はオーダーメイドで自分に合ったものを作ることができます。
プロに睡眠の悩みを相談してみて、可能なら頭や首のサイズ感を見てもらうのもいいでしょう。
毎日睡眠は必ず行うものですから、年齢に関係なく定期的な見直しは重要度が高いです。